口呼吸のリスク
リスク1、風邪をひきやすくなる
空気中には埃や細菌、ウィルスや花粉、排気ガスなど、空気中には目に見えない有害物質が無数に存在しています。
口呼吸では、鼻呼吸ほど有害物質を取り除けません。喉の奥にはリンパ組織という免疫器官があるのですが、大量の有害物質が喉に入ってくると、除去しきれなくなってしまう場合があります。すると気道が細菌やウイルスに感染するリスクが高まり、風邪をひきやすくなってしまいます。
●鼻には空気清浄機のような機能がある
鼻は、空気をきれいにする働きも持っています。
まず、ホコリなどが体内に侵入するのを防ぐ鼻毛。さらに細菌やウイルスなどを捕獲する繊毛と粘液層。この鼻毛、繊毛、粘液層が鼻から入ってきた”汚れた空気”を”綺麗な空気”にしてくれます。
●鼻には加湿器のような機能もある
鼻は入ってきた空気を温めてくれます。その温度は35~37度にもなります。口呼吸ではここまで温められることがなく、冷たいまま肺に届けられてしまいます。冷たいままの空気は肺の免疫力が低下させたり、肺への負担が大きくしたりします。
リスク2、口臭の原因になる
口呼吸をしていると口内が乾燥しやすくなってしまいます。
口内が乾燥すると殺菌作用が低下し、口内の菌が増えてしまいます。菌が増えると口臭が出やすくなってしまいます。
リスク3、虫歯になる
口内が乾燥すると口内菌が増えやすくなってしまいます。菌歯周菌やむしば菌などが繁殖してしまう場合もあります。
リスク4、熟睡できなくなる
睡眠中、口呼吸をしていると咽喉を圧迫してしまうため、いびきをかきやすくなってしまいます。口呼吸のよる咽喉の圧迫がひどくなると睡眠時無呼吸症候群になることもあります。
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